第14回絵本出版賞 作品募集中

はじめての世界に飛び込む時、これでいいのか何度も考えて準備するけれど、最後に必要なのは勢いだ。
その場限りのつもりで出した勇気が、思わぬ結果とあたらしい可能性を連れてくる。
 

 

 

ニュース・最新情報

 

絵本出版賞から生まれた絵本 

(クリックで書籍の紹介ページに飛びます)

他にも…

過去13回の歴史のなかで、重版出来、ロングセラー、全国学校図書館協議会の選定図書、海外版(簡体字・繁字体・ハングル・タイ語)の出版、2冊目以降のシリーズを出版する絵本作家たちの誕生など、さまざまな展開が生まれています。

もっと知りたい方は、こちらもぜひご覧ください!

  

 

絵本出版賞とは?

絵本出版賞は、才能を発掘して出版を目指す賞です。

賞の選考においては、完成度の高い作品より、荒削りでも才能の芽生えが強く感じられる作家や、編集者と協力してさらに良くなる可能性を感じる作品、絵本の世界に新風を起こしてくれそうな資質や精神性を重視します。

 

提携出版社について

絵本出版賞は、2つの提携出版社の協力を得て運営しています。

提携出版社は、作家の継続的な活動を応援し、出版の実現を検討するための企画提案を、作家に最適なものとなるよう丁寧に行ないます。

「出版企画って何?」「どんな出版社なの?」「出版の流れって?」「著作権について知りたい」

そんな方は、ぜひ提携出版社の特設ページを読んでみてください。

 

 

絵本作家への道(漫画で知る絵本出版賞)

 

 

 

審査員の紹介

城村 典子(じょうむら ふみこ)
スプリングインク株式会社 代表取締役

講談社、角川学芸出版などの出版社に勤務した後、2012年に独立。書籍編集、角川フォレストレーベル立ち上げと編集長などの業務のほか、事業部の立ち上げ、出版社創設など、出版事業全般に渡る業務を30年経験。2014年に株式会社Jディスカヴァー設立。出版セミナー、勉強会などをスタート。2018年にスプリングインク株式会社設立。第1回絵本出版賞をスタート。絵本作家の才能発掘と日本の絵本文化の発展をミッションに掲げコンテストの開催を続けている。


絵本出版賞のウェブサイトにお越しいただき、誠にありがとうございます。

「絵本が好き」「絵本表現をしてみたい」そんなふうに、少しでも興味を持ってくださっているのであれば、どうぞ、この絵本出版賞にご参加ください。

絵本出版賞は、今まで、多くの絵本と絵本作家の誕生に立ち会ってきました。

少子化と言われ続けて久しいですが、子どもたちはこの国の未来です。

これからの未来に大きな希望を与えられるような絵本が、この絵本出版賞から生まれていくことを願っています。

「私には絵本作家になる才能がない」「才能がないから応募を躊躇してしまう」そんな声を聞くことがありますが、「才能」を勘違いしている人が多いようです。

「才能」というのは「個性」のことです。

個性を、想いとアクションで磨いていくことで、それが社会的な才能へと変わっていくのです。

みなさんの才能は無限大だということを信じてください。

ご応募を、心よりお待ちしています。

 

松崎 義行(まつざき よしゆき)
出版社みらいパブリッシング 代表取締役、書籍編集者、詩人

1964年東京吉祥寺生まれ。15歳で第一詩集『童女M-16の詩』を刊行。以来、詩、作詞、エッセイ、編集など出版や表現に関わる多数の活動を行っている。本賞では提携出版社の代表として第1回から審査員を務める。


才能に出合いたいと思っています。

まだ磨かれきってなくてもいいのです。

ちょっと光っていれば、僕たちがそれを見つけます。

表現が完成している作品は、ビルに例えると、もう建て直しができません。

完成しきっていないほうが、そこから何か一緒につくることができます。

作者ひとりでも編集者ひとりでもなく、一緒にタッグを組んでつくるのが絵本というものです。

そこから思わぬものが出来上がり、みなさんのもとへ届く絵本になっているのです。

「こんな作品、応募してもいいのかな?」という作品も、応募してみてください。

第1回から13回まですべての審査に携わってきて、今、私が改めて感じるのは、絵本というのは、本当に裾野が広い、色々なものが存在していい、自由な表現媒体なのだということです。

趣味性が強かったり、エンタメっぽかったり、お笑いっぽかったり、実用書っぽかったり、自己啓発っぽかったり、心理学の本みたいだったり、教科書みたいだったり、あるいはそれらの組み合わせだったり。

年齢のターゲットも0歳から大人までさまざまに設定することができます。

絵本というのは、非常に幅広い、無限の表現形態があるものなのです。

もしかしたら、応募をきっかけに、今までになかったような絵本のジャンルが立ち上がってしまうこともあるかもしれません。

だから、だれかに見せる前に自分で決めつけたりコントロールしたりせず、つくってみたい絵本をつくって、それを応募してみてください。

 

堀川 さゆり(ほりかわ さゆり)
ブックデザイナー

初のブックデザインは中学生の頃、母の句集で。デザイナー歴30年以上、絵本のブックデザイナーとして300冊以上の制作に携わる。カタログやノベルティなど絵本以外の絵本にまつわるデザインも数多く担当。デザインの立場から絵本の世界を広げている。


私は絵本出版賞の第1回から審査員として参加してます。

また、絵本のブックデザイナーとして、これまで何百冊も絵本制作に関わってきました。

審査で出合った、光る原石として未知の可能性を秘めている作品が、編集者と組むことでどんどん高まり、「これがあの作品?」と思うほど変化を遂げて素敵な絵本になった例をたくさん見てきました。

さらに、その作品が日本だけでなく海外でも出版されるという夢のような成功も見てきました。この成功は、受賞作に限らずです!

これから応募を考えている方は、自分を信じて、のびのび作品をつくって応募してほしいです。

荒削りでもかまいません。

ご自身の作品が、だれかの一生忘れられない絵本になる。

だれかを笑顔にしたり、胸を熱くする絵本になる。

そんな絵本作家になる第一歩が、この出版賞だと思います。

 

川口 光代 (かわぐち みつよ)
書籍編集者、歌手

京都出身。絵本の編集者として多数の絵本に携わる。みらいパブリッシング絵本部門の編集長、新レーベル「keu」のディレクション、絵本のテーマソングのボーカルも担当。歌手としてCDの発売、ライブ、さまざまな音楽家とのコラボレーションも行っている。


楽しんで創作することで、だれかを楽しませることができる
自己の表現から、届ける表現へと磨いていく

絵本は、音楽と共通していることが多いと感じています。

物語の世界では、ふだん気づきにくいこと、見落としやすいことを浮かびあがらせ、本質にせまることができるのが魅力です。

作家さんのアイデア、それぞれの思想に触れることで、たくさんのインスピレーションをもらっています。

とことん自分と向き合って表現を追及し、それを本として仕上げていくために視野をひろげ、編集者やデザイナーと会話していくと、気づくこと見つかることがたくさんあるとおもいます。

挑戦の一歩、可能性をひろげるきっかけに
ご応募お待ちしています!

  

 

もっと知りたい方へ

絵本出版賞のポリシー

応募をご検討の方へ。私たちの審査基準や姿勢、大切にしていることをお伝えします。

応募のコツ

絵本制作と応募の前にぜひ知っていただきたい「応募のコツ」を紹介します。

過去の受賞作品

最新の結果から第1回までの結果発表を遡ってご覧いただけます。