祝、第5刷! すべての人に知ってほしい性教育と多様性の絵本『げっけいのはなし いのちのはなし』4度目の重版が決定

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2025/02/14

 

現役保健師のおおいしまなさんとイラストレーターのふかいあずささんの合作により2021年5月21日に発売された絵本『げっけいのはなし いのちのはなし』。

発売から3年半で、4度目の重版出来が決まったそうです!

 

おおいしまなさんのポスト ↓

 

『げっけいのはなし いのちのはなし』は、「お母さん、血が出てる! だいじょうぶ?」という子どものセリフからはじまり、親子の会話を通して、月経という生理現象から、生命のはじまり、誕生の喜び、生き方の多様性へと広がる、月経・生命・人体についてイラストでわかりやすく学べる性教育の絵本です。

 

 

作者のおおいしまなさんは、男女4児を子育て中の現役保健師さん。性教育講座を開催中、子どもに語りかける教材の少なさに出版を決意したそうです。

講座の経験をもとに自らストーリーを作り、絵本出版賞に応募。その後、イラストレーターのふかいあずささんとの合作で、細部まで丁寧に絵本を仕上げました。

 

 

発売直後から話題を呼んだこの1冊。今まで3度の重版出来を重ねてきました。

反響の大きさから、2024年2月には、絵本に込めた想いやご家庭での性教育のポイントを書いた”絵本の副読本”『「げっけいのはなし いのちのはなし」から広がる世界 〜子ども達に伝えたい「性」と「生」の話〜』も刊行。

日本中にこの絵本が届くのも近いのでは、と感じられるほど、大きな広がりを見せてきました。

今回の4度目の重版出来にあたっては、おおいしさんがnoteに想いを綴っていますので、ぜひそちらも読んでみてください。

 

「性教育の絵本」としての分かりやすさや親しみやすさに注目が集まっていますが、実はおおいしさんがこの本でいちばん伝えたいのは「生き方には多様性がある」ということ。

仕事も結婚も子育ても、どんな性や姓で誰と生きていくかも、それぞれが選ぶ権利がある。そして、そのどれもが尊重されるべき。

そんなおおいしさんのメッセージが、絵本いっぱいに詰まっています。

 

  

「多様性」「多様性」と言いつつ、まだ無意識の「こうでなきゃいけない」に縛られている人も多いこの時代。

子どもだけではなく、大人にも多くの気づきを与えてくれる1冊です。

「涙が止まらなかった」という声も多々聞きます。

 

過去の苦労や違和感、疑問、そして今抱えている思い込みなど、色々なものが解きほぐれると思うので、この機会に、ぜひお手にとってみてください。

いつかこの絵本が全国の書店・図書館・図書室に並び、各家庭に1冊、当たり前に置いてあるような絵本になることを願っています。

 

 


 

〈 絵本・関連書籍について 〉

タイトル:げっけいのはなし いのちのはなし
作者:おおいしまな・ふかいあずさ
価格:1650円(税込)
判型:A5判 32ページ 上製 オールカラー
発売日:2021年5月21日
出版社:みらいパブリッシング
ISBN:978-4-434-28776-3
購入:書店 / Amazon / Yahoo!ショップ

 

タイトル:「げっけいのはなし いのちのはなし」から広がる世界
著者:大石 真那
価格:1650円(税込)
判型:A5判 128ページ ソフトカバー 2色刷り 
発売日:2024年2月22日
出版社:みらいパブリッシング
ISBN:978-4-434-33440-5
購入:書店 / Amazon / Yahoo!ショップ