2025/02/14
現役保健師のおおいしまなさんとイラストレーターのふかいあずささんの合作により2021年5月21日に発売された絵本『げっけいのはなし いのちのはなし』。
発売から3年半で、4度目の重版出来が決まったそうです!
おおいしまなさんのポスト ↓
なんと、またまた絵本の増刷が決まりました!今回で第5刷となります。めちゃくちゃ嬉しい😭
これからもたくさんの方のおそばにいられる絵本でありますように✨#げっけいのはなし#げっけいのはなしいのちのはなし https://t.co/l66cafuLlV
— おおいしまな@NPO法人HIKIDASHI (@skksmama) February 12, 2025
『げっけいのはなし いのちのはなし』は、「お母さん、血が出てる! だいじょうぶ?」という子どものセリフからはじまり、親子の会話を通して、月経という生理現象から、生命のはじまり、誕生の喜び、生き方の多様性へと広がる、月経・生命・人体についてイラストでわかりやすく学べる性教育の絵本です。
作者のおおいしまなさんは、男女4児を子育て中の現役保健師さん。性教育講座を開催中、子どもに語りかける教材の少なさに出版を決意したそうです。
講座の経験をもとに自らストーリーを作り、絵本出版賞に応募。その後、イラストレーターのふかいあずささんとの合作で、細部まで丁寧に絵本を仕上げました。
発売直後から話題を呼んだこの1冊。今まで3度の重版出来を重ねてきました。
反響の大きさから、2024年2月には、絵本に込めた想いやご家庭での性教育のポイントを書いた”絵本の副読本”『「げっけいのはなし いのちのはなし」から広がる世界 〜子ども達に伝えたい「性」と「生」の話〜』も刊行。
日本中にこの絵本が届くのも近いのでは、と感じられるほど、大きな広がりを見せてきました。
今回の4度目の重版出来にあたっては、おおいしさんがnoteに想いを綴っていますので、ぜひそちらも読んでみてください。
「性教育の絵本」としての分かりやすさや親しみやすさに注目が集まっていますが、実はおおいしさんがこの本でいちばん伝えたいのは「生き方には多様性がある」ということ。
仕事も結婚も子育ても、どんな性や姓で誰と生きていくかも、それぞれが選ぶ権利がある。そして、そのどれもが尊重されるべき。
そんなおおいしさんのメッセージが、絵本いっぱいに詰まっています。
「多様性」「多様性」と言いつつ、まだ無意識の「こうでなきゃいけない」に縛られている人も多いこの時代。
子どもだけではなく、大人にも多くの気づきを与えてくれる1冊です。
「涙が止まらなかった」という声も多々聞きます。
過去の苦労や違和感、疑問、そして今抱えている思い込みなど、色々なものが解きほぐれると思うので、この機会に、ぜひお手にとってみてください。
いつかこの絵本が全国の書店・図書館・図書室に並び、各家庭に1冊、当たり前に置いてあるような絵本になることを願っています。
タイトル:げっけいのはなし いのちのはなし
作者:おおいしまな・ふかいあずさ
価格:1650円(税込)
判型:A5判 32ページ 上製 オールカラー
発売日:2021年5月21日
出版社:みらいパブリッシング
ISBN:978-4-434-28776-3
購入:書店 / Amazon / Yahoo!ショップ
タイトル:「げっけいのはなし いのちのはなし」から広がる世界
著者:大石 真那
価格:1650円(税込)
判型:A5判 128ページ ソフトカバー 2色刷り
発売日:2024年2月22日
出版社:みらいパブリッシング
ISBN:978-4-434-33440-5
購入:書店 / Amazon / Yahoo!ショップ