2019/02/25
【主催者あいさつ】第2回絵本出版賞授賞式開催!
2019年2月9日(土)に第2回絵本出版賞授賞式が開催されました!
第2回絵本出版賞では大賞1名、各部門から16名、審査員特別賞から1名が受賞。
当日は小雪がちらつく中、神保町にあるブックハウスカフェさまに20名近くの受賞者さまがご参加くださりました!
お足元の悪い中、大変ありがとうございます。
ブログでは当日の様子をレポート。
まずは絵本出版.com主宰の城村典子のあいさつをご紹介します!
皆さんこんにちは。絵本出版.com主宰の城村典子です。
まず第2回絵本出版賞にご応募くださり誠にありがとうございました。
受賞した皆さま、本当におめでとうございます。
東京に小雪がちらつく中、多くの方々に集まっていただけたことに心より感謝申し上げます。
雨や曇りの日は落ち着いた日になりやすいので、寒波が来ると予報されたことにより、逆に思い出深い1日になればと思っております。
半日という長丁場になりますが、ぜひ楽しんでいってください。
私たちがなぜ絵本出版賞を設立したかについてまず申し上げます。
絵本出版賞は主宰のスプリングインク、出版社であるポエムピース、みらいパブリッシング、出版エージェント・Jディスカバーの4社の企業ユニットという形で立ち上がりました。
私は20代の頃から出版関係の仕事をしており、なぜか昔から「出版業界って大作家先生は奉り、新人作家に対しては横柄だ」という印象を抱いていました。
決して出版業界を非難しているわけではなく、そのほうが効率が良いというのは分かっています。
私が初めて勤めた出版社もけっこう大手の出版社だったこともあり、普段はとても優しい編集者の方々が、当たり前のように新人作家に対しては厳しい態度で接する様子を見て、「なぜ同じ人間なのにこうも対応の仕方が変わってしまうのだろう」と疑問を抱いていました。
そこから、「もっと新人作家でも花咲かせられる人はいるのではないか」。そのような思いをずっと秘めていました。
その後、約30年間、出版業界に在籍していますが、同じようなことに興味を抱いている編集者や出版関係者は少ないという印象を抱いていました。
新人賞などは開催されていますが、目的は一部の新人を選び出すため。
もっと眠っている才能を掘り起こすための賞があってもいいのではないか。
そのような思いをポエムピース、みらいパブリッシングの社長である松崎義行氏に伝えたところ、同じ思いを共有できたので、ともに絵本出版賞を立ち上げることになりました。
絵本出版賞を開始して、第1回、第2回の受賞者の方々とお会いする中で、私が現在思っていることが
「やっぱり、こんなにすごい才能が眠っていた!」
ということです。
当然のことながら、絵本作家になる、絵本を出版し続ける、ということは簡単ではありません。
課題は色々あります。
しかし、課題をクリアすることによって、着実に新しい世界、価値観を世の中に提供することができます。
作家がいなければ本は出版できません。
この出版業界、世界の転換期において新しい価値観、作品を出していく。
そのお手伝いをしていけたら、と私たちは切に願っています。
ぜひ皆さんと一緒に手を組んで、新しい社会をつくっていけたらと思っています。
本日は天気が悪い中、お集まりいただき、本当にありがとうございました。
この後の、授賞式、ミニセミナー、出版発表会・懇親会も楽しんでいただけたらと思います。
以上をもって、主宰者からのあいさつとさせていただきます。
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*第3回絵本出版賞のお知らせ*
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絵本出版.comでは現在、第3回絵本出版賞の応募作品をお待ちしております!
絵本出版賞では「絵本部門」「大人向け絵本部門」「絵本のストーリー部門」の3部門を創設。
各部門から最優秀賞(1名)、優秀賞(5名)、奨励賞(10名)、全部門から大賞(1名)、審査員特別賞(1名)の合計50名の受賞者の発表を予定しております。
受賞者には出版化のチャンスあり!!!
「絵本作家になりたい」「絵本を出版してみたい」という方はぜひお気軽にご応募くださいね。締め切りは2019年5月10日になります。
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