2025/05/10
第14回絵本出版賞の審査に、特別審査員をお迎えすることになりました。
絵本未来創造機構の理事であり、日本の教育現場に長年携わってきた山野 江里依(やまの えりい)さんです。
「絵本で心を育て、未来を照らす」ことをミッションに、絵本読み聞かせの認定講師の育成、絵本講座、講演などさまざまな活動を行っています。
山野さんならではの視点で審査に新しい風を入れてくださると思うので、心から楽しみにしています。
山野 江里依(やまの えりい)
絵本未来創造機構 理事/EQ絵本講師®育成者/教育者/絵本作家
元CAとしての国際的な視野と、28年間にわたる学習塾経営の経験を通して、子どもたちの心の成長を支えてきた教育者。現場で絵本の持つ力に確信を得て、絵本未来創造機構を設立。これまでに1200人を超えるEQ絵本講師®を育成し、保育士・幼稚園教諭の研修やPTA講演なども多数実施。2024年には、自身初のバイリンガル絵本『あなたがいるだけで~おばあちゃんからのてがみ』を出版。「あなたが存在するだけで、誰かを幸せにしている」というメッセージが、多くの読者の心に温かく届いている。「絵本で心を育て、未来を照らす」ことをミッションに、絵本の可能性を広げる活動を続けている。
絵本には、たった1冊で人生を変える力があります。
ページをめくるたびに、心の奥深くに種をまき、その種がいつか、その人の行動や生き方の根っこになることもあります。
私はこれまで、多くの子どもや大人が絵本に心を動かされ、勇気づけられ、涙を流し、明日を生きる希望を見出す姿を見てきました。
そして私自身も、絵本作家として、その力を実感しています。
あなたの中にある「想い」は、きっと誰かの「支え」になる日が来ます。
絵や言葉がうまくまとまっていなくても大丈夫。
まずは、あなたの心にある物語を形にしてみてください。
どんな一歩も、未来を創るはじまりです。
あなたの絵本に出会えることを、心から楽しみにしています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
他の審査員のプロフィールやメッセージは、ウェブサイトのトップページをご覧ください。