【えほんのがっこう奮闘記】ゆのき、ちくわから離れられない の巻

創作のヒント

2022/06/28

 

 

こんにちは。湿気は大敵、ゆのきです。

 

いよいよ梅雨入り。癖毛の私は髪が広がって、はねて、うねりまくり。

毎朝、ヘアアイロンとワックスを使ってセットしているのですが、夕方には元通りになってしまいます。何か、良いアイデアがあればどなたか教えてください!! 笑

 

それはさておき、6月も絵本教室に参加してきました。

絵本作家を目指す人たちが集う「えほんのがっこう」。

毎月第3水曜日の19:00から約2時間オンラインで行われている講座です。

 

今回の講義のテーマは、「絵本作家がやっている本を広める方法」。

今までのワークショップとは少し違った絵本づくりも体験しました!

 

 

出版は下ごしらえ

 

作品づくりでは、どうしても出版することがゴールになりがちです。

ですが、刊行や出版はあくまでスタート地点!

それまでの段階は下ごしらえに過ぎません。

作っているだけではなく、本を広めることが重要なんです。

 

例えば、虫歯予防をテーマにした本を出版した方は、○冊以上購入してくれた老人ホームや保育園で無料セミナーをするといった活動を行っていたり、太極拳の本を出版した方は大人数のイベントを行っています。

その他にも原画展や読み聞かせをしている方もいらっしゃいます。

このように、自分の作品のテーマに沿って活動することで、本を売るきっかけを自ら作っているんです。

 

ここで生徒さんから”実際に活動をする際は個人の判断で動いても良いものなのか”という質問がありました。

書店を訪問する場合は、出版社との打ち合わせが必要だそうです。

その理由は、すでに出版社が営業をかけた後のお店に訪問してしまう可能性があるから。

すでに本を置いてくれている店へ、ありがとうの気持ちで訪問するのが良いと仰っていました。

また、出版社と打ち合わせをすると、”こういうところを周ってくれると助かる”といった意見も聞けるのでスムーズに活動することもできそうです。

 

基本的には書店への営業ルートが主ですが、出版社によっては幼稚園へのルートを持っているところもあるそうなので、そこも確認しておくと良いかも知れません。

 

 

 

応援したくなる作家になる

 

前回の講義でも上がっていたSNSやメディアの販促については、作家自身の活動が主になるため、雑誌やTV、新聞に載った際には出版社へ報告をしたほうが良いそうです。

活動のアピールが出版社のモチベーションを上げたり、頑張る人だと認識してもらえるきっかけにもなります。

 

最近、アイドルグループや女優など様々なオーディション番組がニュースで取り上げられていますよね。

私自身、初めは偶然やなんとなくでも、頑張っている過程を見ているうちに、いつの間にかファンになって応援していることがよくありました。

この努力を見てファンになる過程は、積極的に活動している作家に対して、出版社や書店がファンになる過程と近いように感じます。

出版まではもちろんですが、その後の自身のプロデュース力も大事だと感じるお話でした。

 

次回の講義は、”子どもの心を読みとく”がテーマです。

どうしても、作品をつくっていく上で、考えれば考えるほど大人視点になってしまいますよね。

読者ターゲットである子どもたちの考えを知ることは、作品づくりにおいてとても重要になってきます。

どんなお話を聞けるのかワクワクしますね。

 

 

 

独自の世界観を認識する

 

今回のワークショップは制限時間内に「スイッチ」「友達」「連絡帳」「紐」「呪文」「階段」「ちくわ」の7つのお題から1つをテーマに作品をつくり、さらに話の中に他の6つのお題を2個以上取り入れるというものでした。

テーマを出す前に、先生が例としてちくわの話を挙げたからか作品発表では、ちくわをメインにされている作家さんが多くいらっしゃいました。(私も、その1人です。笑)

また、「スイッチ」というのも、日常生活で目にすることが多く、押すことで何か変化が起こるイメージからか、物語の起点や転換に使用している方が多かったです。

何度か教室に参加しているうちに、他の生徒さんの”らしさ”というものも感じるようになりました。

一番伝わりやすいのは絵ですが、それだけでなく発想やストーリーのイメージ(笑わせる話、心が温まる話など)にも、”らしさ”が出ているなと感じました。

 

ちなみに私は、ちくわを購入した時の注意や使用方法をポップに並べていく「ちくわ取扱説明書」という作品を発表し、先生から実用的で真面目に寄せるか、空想に寄せるかにするとさらに面白くなるのではと意見を頂きました。

意見をもらった上で今までの作品を振り返ると、完全な空想というより、少しリアルになる傾向があるかも知れないと、自分の世界観と方向性がとても明確になりました。

生徒さん達からも”面白かった”、”こういう時はちくわをどう使いますか?”等の意見を頂きました。

私も時々、チャットで他の生徒さんの作品に感想を送ることがあるのですが、やっぱり人から意見や感想をもらうのは嬉しいことで、より良いものを作ろうと頑張れるきっかけにもなると改めて感じました。

そのあと、さらに頭の中で連想し、ちくわを2つ持ち出したり、切ったりしているとアイデアがどんどん溢れてきました。

授業で作った話をきっかけに完成させていくのも面白いかも知れないと、「ちくわ取扱説明書」を現在ブラッシュアップ中です。笑

 

 

 

絞り出たものが本性

 

この単語を入れなければいけない、などの制約があると、なんとかそこからアイデアを生み出そうとするので自分らしさが出る、この”らしさ”が本性なのだと先生は仰っていました。

皆さんの作品を作るスピードの速さはもちろんのこと、”らしさ”がしっかり出ているのは、ワークショップを繰り返していることも関係しているように感じます。

他の生徒さんも仰っていましたが、今までの1つのテーマからストーリー全てを生み出していくワークショップより、比較的作りやすかったように思います。

日頃の創作活動でもアイデアが上手く浮かばない時には、単語を適当に羅列して、そこから連想を重ねてストーリーを作っていくのも良いかも知れませんね。

 

 

いかがでしたか?

前回の記事で少しお話しした出版社見学には、都合が合わず参加できなかったのですが、多くの方々が参加されていました。

今後も、こういった見学から、実際に絵本作家の方をお呼びするセミナーまで開催するそうです!

 

興味のある方はぜひ一度「えほんのがっこう」に参加してみてください!

初回は無料で体験入学ができるそうですよ。

▼体験入学はこちらから
https://community.camp-fire.jp/projects/460379/activities/341933

 

 

来月も、引き続き授業風景をお届けします。

お楽しみに。

 

 

 

ゆのき うりこ / ライター

兵庫県出身。大学を卒業後、「書く」ことを仕事にしたいと思い、24歳でライター活動を始める。趣味は音楽・お笑い・映画・絵を描くことで、オリジナル絵本の作成も行っている。Instagram