【えほんのがっこう奮闘記】ゆのき、ワークショップ初体験 の巻

えほんのがっこう

2022/05/12

 

 

 

こんにちは。花粉症だと絶対に認めない、ゆのきです。

春がもう終盤に差し掛かってきましたね。

今年は特に、3月4月の気温差が激しく鼻がズルズルで、家族や友人に花粉症を疑われていたのですが、今までアレルギーのせいにしてきた以上認めたくなくて、否定し続けていたら5月に入ってました(笑)

 

そんなことはさておき、4月も絵本教室に参加してきました。

絵本作家を目指す人たちが集う「えほんのがっこう」。

毎月第3水曜日の19:00から約2時間オンラインで行われている講座です。

 

授業内容は前回に引き続き、出版社の営業や、販促について。

実際に、絵本づくりを体験してみたり、興味深いお話も聞くことができました。

 

 

 

 

本である意味

 

文学賞や芥川賞など、世の中にはさまざまな賞が存在しています。

これは、新人発掘のためでもありますが、この本が売れ筋ですよ〜といった販促の意味としても活動しているんです!

同じ新人作家でも賞をとっているか否かで、書店が受ける印象は大きく変わるそうです。

さらに、購入する側も『○○賞を獲った』と聞くと、購買意欲が増します。

私自身も、以前知り合いにお勧めされた小説が知らない作家の作品だったのですが、賞を獲って今注目されていると聞いて、読んでみようかなという気持ちになったことがありました(笑)

 

また、今のこのネット社会では、検索するだけで多くの情報が出てくるので、わざわざ本を買わない人が増えているそうです。

そんな中、流行っているのが図鑑や大全。

1冊読むだけで細部から全体まで把握できたり、知識の一環として保管する価値があるのが流行っている理由のようです。

私たちは無意識に、本として購入する意味を求めているのかも知れませんね。

 

では、絵本には本である意味があるのか。

 

私は、意味があると思っています。

子どもへのプレゼントとして購入できるからというのもありますが、ページをめくるワクワクや、絵の色味・ストーリーのあたたかみなど、目で見て触れて感じられることが絵本には多くあるのではと考えています。

こうした本ならではの魅力を意識することで、作品の質も上がっていくのかもしれないと思いました。

 

 

 

自分でできるメディアミックス

 

絵本を出版した後は、出版社の営業の方が書店に営業をかけます。

 

しかし、それだけで売れるとは限りません。

 

作家自身がブログや、TwitterなどのSNSで拡散をして、アピールする必要があります。

サインやPOPを置いて、書店自体にもファンになってもらうと、そこの書店の方も売りたいと感じて、お客さんにおすすめしてくれる可能性もあります。

また、出身地や住んでいる場所を伝えることで、その場所に縁のある図書館が扱ってくれたり、FMやケーブルテレビが取材に来てくれることもあるそうです。

(実際に、私が以前取材させていただいた絵本作家の方もテレビの取材を受けていました!!)

 

SNS以外にもセミナーや、読み聞かせを開催するといった方法もあるようです。

読み聞かせだと、子どもたちの反応を直接受け取れるだけでなく、絵本をつくった時のイメージ通り、抑揚をつけて表現できるのが良い点ですよね。

自分で仕掛けられるものは仕掛けていく、アピールできるものはアピールしていく、そういった受け身にならない姿勢が大切だと感じるお話でした。

 

 

 

実際に絵本をつくってみよう

 

「えほんのがっこう」では、制限時間内に実際に絵本を描いて発表するワークショップも行っています。

 

今回のテーマは「まもなく到着いたします」「しびれたぞ」「声をかけられたら」「あったかくなった」の4つ。

この中から、各自ひとつ選んで、普段から気になっていることと掛け合わせ、読者ターゲットを想像しながらつくっていきます。

 

10分で5〜8見開き分を考えるのですが、これがなかなか難しい…!

アイデアが浮かんでも、それをどう展開していくかに時間がかかり、あっという間に10分が経ってしまいました。

 

みなさんの作品を見ていると、しっかりオチまで完成させられていて、作業スピードの速さに本当に驚かされました。日頃から、アイデアを出してストーリーを作り上げていく練習をしておくことが必要だと感じたのと同時に、実際に発表をして人から意見をもらうことの楽しさも感じることができました!

 

その後の作品講評のなかで、心惹かれる言葉がありました。

 

生徒さんのお悩みで「自分の作品が誰向きなのかがわからない。

自分には需要がないのではないかと感じてしまう」というものがあったのですが、それに対し先生は「自分向きにすればいい」と仰っていました。

 

自分向きにすれば、共感した人が買ってくれる。

だから、自分が一番読みたいと思う作品をつくれば大丈夫。

 

私自身、対象年齢がわからなくなったり、誰向きなのか悩んだことがあったので、すごくハッとさせられました。

意見や考え方は、人それぞれ違うけれど、誰とも共感できないはずがない。

多くの人に見てもらえれば、必ず誰かと気持ちが繋がると思います。

そのためにも、授業内容にもあった、世間へのアピールの仕方が大事なのかもしれませんね。

 

 

 

 

いかがでしたか?

興味のある方はぜひ一度「えほんのがっこう」に参加してみてください!

初回は無料で体験入学ができるそうですよ。

▼体験入学はこちらから
https://community.camp-fire.jp/projects/460379/activities/341933

 

来月も、引き続き授業風景をお届けします。

お楽しみに。

 

 

 

 

ゆのき うりこ / ライター

兵庫県出身。大学を卒業後、「書く」ことを仕事にしたいと思い、24歳でライター活動を始める。趣味は音楽・お笑い・映画・絵を描くことで、オリジナル絵本の作成も行っている。Instagram