【第8回絵本出版賞】大賞&最優秀賞&審査員特別賞 審査員コメント

絵本出版賞審査結果

2022/04/13

第8回絵本出版賞の大賞&最優秀賞&審査員特別賞の審査員コメントをお伝えします。

受賞した方も、そうでない方も、ぜひ今後の創作活動のヒントにしてください!

 

 

【大賞】

~絵本部門~

MAO「びっくりちゃんがびっくりするわけ」

ダイナミックな絵と大胆なストーリー。「びっくりちゃんびっくり」の繰り返しが、どんどんクセになり引き込まれます。いろんな動物が出てきて、子どもたちが喜びそうだと思いました。ユーモアたっぷりで面白く、最後まで楽しみながら読める作品でした。

     

【最優秀賞】

~絵本部門~

塚本ユージ「コロネのおしりはどっち?」

子どもの純粋な疑問に寄り添うような題材が良いです。イラストもストーリーも可愛く、読んでいて楽しくなりました。

 

~大人向け絵本部門~

kogy「じーさん と さくらぶんちょう ぴーぽっぽ」

絵のレベルも高く、ストーリーの表現や構成が巧みです。大人向け部門での応募ですが、大人だけではなく、子どもにも生命の大切さを伝えられる作品だと感じました。

 

~ストーリー部門~

高丸もと子「トナカイオオカミ・ロン」

発想と設定が面白く、ロンの感情の変化を追うのが楽しい作品です。ストーリーの描写がキレイで、最後まで読ませるスピード感がありました。

      

【審査員特別賞】

~絵本部門~

にきゆきこ「おっこちぬまのペリ」

絵の色合いがとてもよく、登場する鳥がみな美しいです。ストーリー展開のアイデアも豊富で、ゆったり感、スピード感の緩急が素晴らしい作品でした。

   
 

 

大賞・最優秀賞・審査員特別賞の審査員コメントを紹介しました。

回を重ねるごとに、作品のレベルが上がっており、「この作品が選考外!?」と驚くこともしばしばです。

 

そんな激戦を勝ち抜いた、とくに優秀な5作品のコメントをお伝えしました。

どの作品も絵、ストーリー展開、表現などすべてにおいて優れており、甲乙つけがたいところがあります。

 

これからも絵本出版賞は続きます。

あなたも絵本作家の道を歩み出すためにも、ぜひ作品を応募してみてください。
 

 


   



第9回絵本出版賞の応募作品を受け付けています。
「絵本なんて描いたことない!」「描くのは好きだけど、入賞できる自信がない」という方も、どしどしご応募ください。

今まで受賞経験のない方などでも、入賞したということが実際に起こっています。

絵本は何か特別な才能を有している人だけが、描けるものではありません。

「伝えたい」という情熱や気持ちがあれば、きっとあなたも新たな一歩を踏み出せるはず。

皆さまの作品と出合えることを、心より楽しみにしています。

第9回絵本出版賞の募集要項