【第7回絵本出版賞 大賞&最優秀賞&審査員特別賞】審査員コメント

絵本出版賞審査結果

2021/08/20

第7回絵本出版賞の最終審査が行われました。

ここでは、大賞・最優秀賞・審査員特別賞を受賞した作品の審査員コメントを発表します。

第8回以降での応募を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

  

第7回絵本出版賞、審査中の様子。

  

 

 

《 大賞 》

 

絵本部門

 

「がいこつさんがわらった ぼくはちょっとホッとした。」 作者:5emon(ゴーエモン)

 

 

・粗削りだけど面白い作品です。

・がいこつをみんな怖がらないところがいいです。絵に味があると思いました。

・引きこまれる展開と面白さがあります。文も洗練されていて読みやすいです。

 

 

 

《 最優秀賞 》

 

絵本部門

 

「ちいさなぼうけん」 作者:なかはらあみ

 

 

・絵が可愛らしく子どもの描き方がかわいいです。

・絵がうまいと思いました。

・子どもがお片づけを自然と好きになるかもしれない1冊です。

 

 

  

大人向け絵本部門

 

「メイデンのお人形」 作者:ほねずき

 

 

・モノクロの絵で塗り絵みたいだと思いました。

・女の子が好きそうな作品です。

・19歳でこのセンス! 可能性を感じる作者だと思いました。

 

 

 

ストーリー部門

 

「ペットボトルのイルカ」 作者:しのざきみえこ

 

 

・子どもの悩みを救ってくれるだけではなく、環境問題についても考えさせられる話。やさしいイルカに感動しました。

・出版社として取り組みがいのある作品。エピソードなど練りこむとさらに良くなると感じます。

・人や地球を助ける話で、夢があります。

 

 

  

《 審査員特別賞 》

 

絵本部門

 

「かわろうよ かわろうよ」 作者:たなかべぶび

 

・「自分」がいいと分かるまでの回り道が、ユーモラスに表現されていると感じました。

・絵が面白いです。

・絵が素晴らしい! 気味の悪さがくせになりそうです。

 

 

 

以上、大賞・最優秀賞・審査員特別賞の審査員コメントを紹介しました。

 

上位に入賞する作品は絵のすばらしさだけでなく、人々に感動や影響を与えるストーリーが練り込まれていると感じます。

 

絵本出版賞では、多種多彩な作品が大賞・最優秀賞・審査員特別賞を受賞しています。

「自分の作品ではちょっと無理?」「一般ウケはしないかも……」と思うような作品も、ぜひともご応募ください。

もしかしたら、あなたの人生を変えるきっかけになるかもしれませんよ。

 

 


 


第8回絵本出版賞では、まだ見ぬ新たな才能を発掘するため、作品を募集しています。

プロ・アマチュアどなたでも大歓迎!

あなたならではの感性を持った作品をお待ちしております。

第8回絵本出版賞の募集要項