【第6回絵本出版賞授賞式】編集長による総評

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2021/03/25

第6回絵本出版賞のオンライン授賞式、最後のレポートです。
ここでは、協力・協賛している株式会社みらいパブリッシングの谷郁雄編集長による総評を紹介します!

 

   

【総評】

 

≪株式会社みらいパブリッシング 編集部 谷郁雄編集長≫

 

 

このたびは、皆さまご受賞おめでとうございます。
今回も前回に引き続き、応募作品が多く、内容もバラエティに富んでおり、素晴らしかったです。
絵本部門・絵本のストーリー部門・大人向け絵本部門の3部門合計して、50の入賞作品を決めることができました。

それぞれ個性的な作品がたくさんあり、すべての作品に目を通させていただき、今後1冊の本になっていくと思うと胸が熱くなってきます。
ここから1冊でも多くの作品が、世の中にはばたいていければと思います。

応募総数や応募人数は前回とほぼ変わらず、第1回目に比べると4倍近い数となっております。
これから、さらにどんどん右肩上がりに伸びていくと感じています。

絵本には、“アート”と“文学”という2つの要素があり、非常に可能性のある分野だと思っています。
アートとして非常にすぐれている作品もあれば、ストーリーが優秀な作品もある。
もちろん、両方が高いレベルを誇っている作品もあります。
それらの作品が、大賞や審査員特別賞といった、賞を受賞するはこびとなっています。

絵本出版賞には、ほかにも最優秀賞・優秀賞・奨励賞といった賞も設けていますが、実は最優秀賞と奨励賞に大きな差があるかというと、そういうわけでもありません。
ひと工夫すれば、最優秀賞を超えるであろう奨励賞作品も多数あります。
編集者の力が加わり、そのような作品も出版化できればいいと、感じております。
それなので、受賞者の皆さまは、そのような気持ちで出版化を期待していただければと思います。

以上、編集部からのあいさつとさせていただきます。

 

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