【第6回絵本出版賞授賞式開催】受賞者のことば

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2021/03/18

第6回絵本出版賞授賞式では、大賞&審査員特別賞を受賞した方々に、受賞のよろこびを語っていただきました。
どのような方が大賞&審査員特別賞に輝いたのか、ぜひご覧ください!

 

≪大賞≫

作品名「ちびすっぽんのぼうけん」 はまだみわ 

 

初めまして。はまだみわと申します。

このたびは、大変すばらしい賞をたまわりまして、本当にありがとうございます。

主催者の皆さま、松崎代表、城村代表はじめ、ご関係者の皆さまに深くお礼を申し上げます。

私は今までこのような大きな賞をいただいたことがなく、美大など通ったことがないので、こんな賞をいただいて、本当に恐縮するとともに、驚いていていまだに実感が湧きません。

この機会を今後の励みとして、創作活動にこれからも邁進していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

賞を授けてくださった皆さまや、今まで支えてくれた家族や友人たちにご恩返しができるよう、さらに良い作品を制作して、読者の方に喜んでいただけるように全力で頑張っていきたいと思います。

どうぞ今後ともよろしくお願い致します。

 

はまだみわさんは、第4回絵本出版賞にて審査員特別賞を受賞した「スキニーとガリーの あたらしいともだち」が絶賛発売中です! ぜひチェックしてみてください。

 

   

≪審査員特別賞≫

作品名「まんげつのよるのピクニック」 のむらうこ

 

 

このたびは審査員特別賞に選んでいただき、誠にありがとうございます。

私は普段はイラストとグラフィックデザインの仕事をメインにしており、
仕事の空いた時間に絵本を描いてコンクールに応募しています。

絵本を作るときには、もちろん読み手のことを考えるのですが、
つい、自分がテーマにしたいものやこだわりたい表現に執着してしまいがちです。
あとから落ち着いて見直してみると、大人目線だったり独りよがりだったりと
反省することがこれまで多かったように思います。

今回の作品はこれまで以上に、読み手である子どもの気持ちを丁寧に想像することを意識しながら制作してみました。
ストーリーが出来上がり、ページ割りを考えていると、
この作品では大人目線で考えるとナンセンスなところが何カ所もあるので、
どうも気になってしまい、理屈のつじつまを合わせるために、ストーリーを直したくなってしまいます。
その葛藤と戦いながら、そのたびに「子どもだったらどう感じるだろう」に立ち返っていました。
そうすることで勇気を持って、物語にとって余分な要素をそぎ落とすことができたのかな、と思います。

これから出版させて頂くにあたり、編集の方とまたそのような作業をするかもしれませんが、
自分では気付けなかった視点に触れられるかもしれないと思うと、とてもワクワクして楽しみです。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
また今後も一層の情熱を持って絵本作りに取り組んで参りたいと思います。

このたびは、本当に有難うございました。

 

 

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以上、受賞者の方のことばをご覧いただきました。
受賞した方が、どのような点を心がけて制作していたかもわかって、参考になったのではないでしょうか。

絵本出版賞はすでに第7回の応募も受付中です。
「自分も大賞・審査員特別賞に輝き、夢だった絵本出版を実現したい」という方は、
遠慮なくご応募ください。

皆さまの、力作・自信作に出合えることを、スタッフ一同、心より楽しみにしております!

第7回絵本出版賞 応募フォーム

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