2019/07/01
【第3回絵本出版賞最終審査が行われました!!】
6月某日、主催であるスプリングインクの社内にて、第3回絵本出版賞の最終審査が行われました。
今回は第3回ということもあり、全部門合わせて450作品もの応募がありました!
皆さま、力作を送ってくださり、誠にありがとうございました。
応募総数が増えるにつれ、時間もかかりますが、450作品、すべてにきちんと目を通し、厳正なる審査を行っております。
————————————-————————————-
【総評コメント/提携出版社社長:松﨑義行】
第3回絵本出版賞に応募してくださった皆様、ありがとうございます。
提携出版社であるみらいパブリッシング、ポエムピースの代表取締役である松崎義行です。
今回は第3回ということもあり、応募総数も前回よりさらに増え、全体のレベル感も上がってきたと感じています。
特に、今回、大賞・審査員特別賞の両賞を輩出した、“大人向け絵本部門”は、当賞独自の部門であることからも、今まで応募したかったけれども、どこに応募すればいいか分からなかった、素晴らしい作品たちが多く集まってきたような気がしました。
第3回絵本出版賞は、第1回、第2回絵本出版賞とは異なり、初めて当賞の受賞作品である『やまもとさんちのにゃまもとさん』や『おそろしくへんなローリー』が出版されたあとに応募が始まりました。そのため、どのような作品が実際に出版されるのか、イメージが湧きやすかったかもしれません。
また絵本出版Blogを通じて、受賞者の声や制作過程の様子なども発信してきましたので、作品を制作する際に、編集者が打ち合わせに参加して、色々なアドバイスをくれる。
そのことが分かり、「こんな作品でも大丈夫かな?」と勇気を出して、応募してくださった方が増えたのではないかと考えております。
そんな多種多様な作品が集まった第3回絵本出版賞ですが、最終審査での協議により、チャレンジングな1冊を大賞に選出しました。
審査員特別賞・最優秀賞はじめ、そのほかにも本当に素晴らしい作品がたくさんあり、甲乙つけがたかったのですが、絵本出版賞の“既存の枠にとらわれない、新しい風を吹かせてくれる作品”という趣旨に沿って、ノリッサオノダ氏の『起きろ!さくら』を大賞に選びました。
しかし絵本出版賞は、大賞受賞作品以外でも、出版化の可能性がある作品はたくさんあります。
実際、私自身も、「あの作品も、この作品も出版したい!」という想いでいっぱいです。
今後、作家の皆さまに個別にアポイントメントを取って、少しでも出版の可能性が広がるよう、尽力していきたいと思います。
改めて、第3回絵本出版賞にご応募くださった皆さまありがとうございました。
しかし、絵本出版賞はこれで終わりではありません。今後も絵本出版賞は開催し続けます。次回は、新たなる部門も創設予定です。
今回、応募できなかった皆さま、思い通りの結果が出なかった皆さまも、ぜひ次回また挑戦してみてください。
スタッフ一同、皆さまの熱意あふれる力作に出会えることを、心より楽しみにしております。
松崎義行拝
————————————————————————–
以下、最終審査の様子です。
審査スタート! まずはストーリー部門から。
本棚には提携出版社の絵本がたくさん並んでいます。
一次審査を通過した作品は、ストーリー部門は25作品。3部門合計で76作品ありました。
応募作品の山。1作品ずつ、すべて大切に保管させていただいております。
大賞・最優秀賞・審査員特別賞を決める際は、提携出版社の編集長も加わり、議論はますます白熱しました。
================================================================================
絵本出版.comでは「絵本を出版したい!」「絵本づくりを勉強したい!」といった方々向けに無料のメールマガジンを発行しています。
「絵本の制作の仕方を学びたい」「絵本ってどうしたら出版できるの?」など絵本について知りたい人はぜひご登録ください。
================================================================================