2019/03/18
2月9日(土)、第2回絵本出版賞の授賞式が開催されました。
その後、第2回絵本出版賞の受賞者の方々と編集スタッフはどのような活動をしているのでしょうか?
西村志緒ディレクターにうかがいました!
自身が編集した第1回絵本出版賞大賞受賞作品『やまもとさんちのにゃまもとさん』を手にお話をされる西村氏
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――第2回絵本出版賞の授賞式が終了しました。現在はどのような仕事をされていますか?
西村:第2回絵本出版賞で受賞された方々と連絡を取り合っています。
すでに20~30人近くの方にお会いし、大賞を除いて、5名の方の出版がほぼ決まっている状態です。
多くの受賞者の方々とお会いするたびに、私も新鮮な気持ちになります。
――受賞者の方々とはどのような話をするのですか?
西村:私の主なお仕事は、作家さんたちのサポート。
まずは出版社とのミーティングを設定したり、そもそも出版とはどのような仕組みなのかを説明したりしています。
ほとんどの方が「受賞したからといって、こんな風に出版社の方とお話しできるなんて思わなかった」とおっしゃっており、
皆さんが出版できるよう私もできる限り支援を行っています。
――過去2回、絵本出版賞は開催されましたが、その大きな特徴は何だと思いますか?
西村:受賞者の方からもよく言われるのですが、間口が広いところです。
ストーリー部門など、テキストだけでも応募できるのは特に象徴的ですよね。
一般的な賞は、1人の大賞を決めるといった色合いが強いですが、絵本出版賞の最大の目的は“まだ見ぬ才能を発掘すること”。
それは大賞受賞者に限ったことではありません。
――受賞者の方々と一緒に出版化に向けて活動する中で意識していることなどありますか?
西村:私はまだ出版が全然決まっていない方でも「一緒に本づくりを頑張りましょう!」とサポートする、作家さんの仲間であることを意識しています。
企画が採用されて、出版社といざミーティングとなると、ほとんどの作家さんはとても緊張されます。
そんなときも「一緒に頑張りましょう! 分からないことや不安なことがありましたら、何でも聞いてください!」というスタンスを、作家さんがどう感じていらっしゃるか分かりませんが、大切にしています。
――最後に、第3回絵本出版賞に応募する方にメッセージをお願いします!
西村:すでにお伝えしたとおり、絵本出版賞は非常に間口の広い、応募しやすいコンテストです。
私たちも“新人作家のまだ見ぬ才能に出会いたい”という並々ならぬ意欲にあふれています。
第1回、第2回絵本出版賞でもそうですが、大賞をとらないと、絵本出版できない、出版社の人と会うこともできないといったたぐいのコンテストではありません。
それなので、もし迷っている人がいましたら、遠慮なくどんな作品でもかまいませんので、応募してもらいたいです!
「絵本作家になりたい!」、「絵本出版の夢をかなえたい!」という方々の私たちは味方。
現在、有名なベストセラー作品を生み出した作家も、最初はみな新人です。その気持ちで、ぜひ積極的にご応募いただけたらと思います。
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以上、西村ディレクターへのインタビューでした!
インタビューする中で、西村氏の絵本出版賞への強い思いや、新人絵本作家さんたちの新たな才能に出会いたいという大きな意欲を感じました。
現在、第3回絵本出版賞では、今までにない新たな作品をお待ちしております!
「絵本作家になりたい!」「絵本を出版するのが夢」という方は、ぜひどしどしご応募ください。
大賞作品には出版化&賞金20万円!
その他受賞作にも賞金や出版化のチャンスあり☆
私たちは世間に埋もれているまだ見ぬ才能の星たちに出会えることを心より楽しみにしております。
ぜひ絵本を作ったことがある方も、初めて作るといった方も、お気軽にご応募くださいね。
※第3回絵本出版賞の応募締め切りは5月10日になります。
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