2018/05/31
絵本出版.comでは、編集者のおすすめ絵本を年齢別に紹介しています！
今回、ご紹介するのは、ひだのかなよさんの『ペンギンがとぶ』。
けんぶち絵本の里大賞受賞後第１作、今年、注目の作品です。
作品概要
タイトル：ペンギンがとぶ
絵と文章：ひだのかなよ
出版社：ポエムピース
対象年齢：５～８歳
値段：1400円（税抜き）
購入はこちらから→URL
話の内容
空を飛べないペンギンさん。「あなたは鳥だから飛べるのよ」。そんなお母さんペンギンのひと言で、かもめの幼稚園の飛ぶ練習に参加。姿勢を低くして、羽を広げて、いざジャーンプ！！！ ところが、その後ペンギンさんに訪れた、驚きの結末とは……！？
絵本出版賞.com編集者からのコメント
札幌市在住の絵本作家・イラストレーターである、ひだのかなよさんの最新作です。
大の動物好きで、これまでも『ねこがさかなをすきになったわけ』（新風舎）、『にこにこぎゅっ』（中西出版）など動物を題材にした絵本を手がけてきました。
今回の主人公は飛べない鳥の代表であるペンギン。
表紙や中身はもちろん、見返し（表紙の裏側）にもかわいいペンギンのイラストが満載！
かもめと一緒に大空に旅立とうと奮闘するシーンのペンギンの愛らしさに、思わず「頑張ってー！」と声をかけてしまう子供もいるのではないでしょうか。
飛べないペンギンが一生懸命努力した結果、手に入れたもの。それは自分であることの大切さ。
裏表紙の見返しには「わたしがしたいこと」を書き込む欄もあり、数年後、子供と一緒に「この時はこんな夢があったんだね」などと見返すのも楽しそうです。
読みやすさ：★★★★☆
絵のかわいさ：★★★★☆
ストーリーのワクワク度：★★★★★
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